起業するまでの道のり

全くの別業界から、知識もお金も人脈も何も持たずに化粧品会社社長になるまでの道のりをリアルタイムでお届けします。

ただの個人が実際に企業とやりとりできるようになるまでに、何社問い合わせたか

はい、11社です。

1月~3月にかけて、いろいろ調べながら11社に問い合わせをしました。

結構色々問い合わせたつもりでしたが、

数でみてみるとまだまだ少ないですね。

 

初めは制汗剤スタートだったのですが、医薬部外品且つ効き目が強いものとなると、

新規で申請を出したり、また肌荒れ等の副作用が高い確率で起きるということから

なかなかうまく事が運びませんでした。

既存のデオドラント製品もご紹介いただいたのですが、

自分が納得できないもの(自分には効かないもの)をオススメなんてできないですよね。

 

そこでもう一つ、あったらいいなと思っていた背中パックの方にシフトチェンジしたわけです。

制汗剤の時と検索ワードが違うのは当然ですが、

背中パックに的を絞ってからでも何度か検索ワードを変えてみたら

色々とOEM企業がヒットしました。

 

例えば、最初は「化粧品 OEM 個人」とかだったのですが、

「パック」や「ボディケア」「マスク」など、より狭い範囲でのキーワード検索を試みました。

そうすると、ざっくり化粧品だけで出てきたものよりも

パックに特化した企業を発見することができました。

もちろん、パックで実現できる幅が広がるわけです。

 

そうこうして、今現在やり取りさせていただいている企業さんは3社。

うち一社は制汗剤の頃からやり取りしていて、パック業者とのやり取りや配合成分をどうするかってところまで話が進んでます。

医薬部外品か化粧品かの選択肢もありますし、その地域の特産物の成分の配合も可能で、

将来的にシリーズ化できる見込みがあります。(売れれば)

 

次はパック専門で比較的大手。

背中用の製品も実績がありますが、別の会社のオリジナル製品なので新たに開発が必要。

初めてお金の話をしました。

パックなので最小ロットが結構な量になるであろうことは予想していましたが、想像以上。

別会社のオリジナル品の実績を参考とした概算見積もりでしたが、結構な金額を提示されました。

 

最後に、画像検索から出てきた会社。

こちらも、わたしの欲しいものに近い商品を既に形にされていました。

やっぱり視覚で製品化できると思えると、テンションが上がりましたね。

レスポンスも大手同様に早く、先方から直接提案したいと言っていただけました(T∀T)

早速来週お会いしてきます!

 

今の会社でもろくに敬語も使わんかったような若輩者が、

生まれて初めて自分の名前で、ビジネスとして話を進めようとしている。

怖いし自信もないし、でもとってもワクワクするんです。

 

波はあるけど、毎日のツイッターで文章を簡潔にまとめたり、

相手に喜んでもらえるような、せめて不快な思いをさせない言葉選びを意識するようになった。

小学生以来の読書習慣がついた。

去年までのわたしより、少しずつ少しずつ成長できてる、大丈夫。

さぁ、あの名刺の使い時が来た!!

勉強期間2か月で、化粧品検定1級2級ダブルで取りに行く。

思い立ったが吉日とはよく言ったものです。

2日前の夕方に人のTwitter見て、

ざっと内容や難易度、受験料、日程を調べて

30分後にはテキストと問題集の申し込み完了してました。

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受けようと即決した理由は2つ

・化粧品を扱う会社を立ち上げる身としては必須大事と思った

既にいくつか会社を成功させていて、経営者として化粧品業界に手を出すならいざ知らず。

自分で商品を考えて、パートナー企業と打ち合わせを重ねて

使用感や扱いやすさ、特に配合成分等を検討する上では基本的な知識以上のものは必要不可欠だと考えます。

・やっと肩書ができる

1級に合格したら化粧品コンシェルジュになるための講習を受けることもできます。

今はまだ肩書も何もないので、何かしら書けるのならと思いました。

・やるならなる早で

年に2回、5月と11月に試験が実施されるのですが、

どうせ持つなら早くから持っておきたい、せっかちさんです。

(年会費も1万円かかるので 小声)

 

女性としてできるだけ永く美しくありたいと思うのは決して珍しいことではないので、

起業云々関係なく、自分自身のためにも勉強して損はないと判断しました。 

 

試験日は5/26

残された時間は2か月弱です。

申込期限は4/8

かかる費用は以下の通り。

 

1級

受験費用:12,960円

テキスト:1,944円

問題集:2,052円

2級

受験費用:6,480円

テキスト:1,836円

問題集:1,728円

 

全て合わせると3万円近くします。

テキスト関係はいいとして、受験費用が2万もかかるので、

絶対に落ちたくない。

 

という理由で、1週間ほど勉強してみていけそうなら申し込むというリスクヘッジ

 

とりあえずテキストが先に届いたのでパラパラ読んでみたのですが

第一印象は中学校の理科の資料集。

イラストが多用されていて、わかりやすく端的にまとめてあるので

非常に見やすいです。

 

そんなに簡単ではないって書いてあったけど

まじめにやれば取れないこともないんじゃないかな。

試験は4択だし。

ただ、過去問がないのと、

問題集は協会が公式で出してるもののみ、同じ問題は今のところ出ないので

テキストの内容を完全に把握する必要があります。

 

でも化粧品のプロ名乗るならヤマとかはってないで

全部知っているべきですしね。

 

肌や体の構造、成分といった思いっきり理科要素満載なので、

高校時代、化学未履修、生物は睡眠時間だった私には文字通り0からのスタート。

当時の鬼の暗記力を信じて2か月で全部頭に詰め込んでいきます!

(一夜漬けで世界史70ページ覚えてテストで8割取れるレベル 唯一の自慢)

医薬部外品の申請内容の壁。

一度問い合わせした企業からの返信がずっとなくて、

もう一度コンタクト取ってダメだったら諦めようと思ってたところ、

翌日にお返事いただけました。

 

多分普通に見落とされただけだったんだと思う。

だから、一回だめでもまたチャレンジしたらいいんだ

という学びも得ました。

 

何よりレスポンス早いのは嬉しい。

せっかちなので、やる気持ってもらえてないんだなと思っちゃいます。

何も進捗無くても何かしら報告とかするししてほしいタイプなもんで。。。

でも自分基準で物事考えたらだめですよね。

と思う反面、でも仕事やったら迅速な対応が信頼関係に繋がるんじゃないの

とも思っております。

 

こっからが本題。

医薬部外品の背中用パックを作りたいのですが

医薬部外品というのは、製造販売にあたり認可を受ける必要があるのですが、

その際にどのような使い方をするか、というのも必要になってきます。

言い換えれば、その申請した使用方法以外で使うことができないんですね。

 

今回の件で言うと、

既存薬剤の申請内容は「適量を手に取り使用する」なので

「シートに薬剤を染み込ませてパックとして使用する」ことが不可能というわけです。

使用部位についても同様で、顔は申請してるけど背中はしてなければ

顔以外に使用する目的での商品製造、販売ができません。

 

このような使い方をしたければ、

新たに申請を出して認可を得なければならないため、

時間、更に初期費用も必要になってきます。

 

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代案を出していただけるのは、歩み寄っていただける証と感じ、

とても嬉しく思います。

ですが、ここで自分の納得いかないものを製品化しても

きっと自分はうまく売れないだろうなと思いました。

 

自分が「これなら欲しい、ある程度の金額出してでも欲しい」

と思えるようなものを作って、本当に気に入っていないと

人様にお勧めなんてできない、という考えなので。

 

今もう一社とやりとりしていて、

そこは化粧品としての背中パックで話を進めている最中です。

 

固執し過ぎず、妥協できるところは妥協する。

でも、大筋をぶらしてはいけない。

 

ひとまず新たに申請することによってかかってくる時間と費用を聞いてみて、

その上で話を進めさせていただくか検討していくつもりです。

 

まだまだ勉強不足で、この部外品の申請関連についての知識がほぼゼロなので

来月、化粧品業界新規参入のセミナーに行ってきます!

 

上京や、東京ホテル高いし電車難しいし

セミナー以外での不安感すごい。。。医薬部外品の申請内容の壁。

会社の看板を外す準備

今までいた会社を退職して、自分の名前で渡り歩いていかないといけない。

そのために、名刺が必要!

ただ、まだ何者でもない。

 

デザインとかできないから名刺屋さんのデザインから好きなものを選びました。

少しでも私という人間を印象に残してもらえるよう、

インパクトのあるものにしようかなと思って

似顔絵載せようかなとか(描いてもらえるアテがある)

「未来の化粧品会社社長」って肩書にしようかなとか

このブログ?日記?のURL載せようかなとか

色々考えましたが、最初はどシンプルなものにしました。

 

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色々雑、、、!!!

編集アプリとかよくわからんし←20代

苦手なことはひとまずおいといたらいい、という考え。

やりたいこと、できることを伸ばす。 

 

この名刺もずっと使うわけじゃない。

そのうち結婚して名前変わるし

そのうち化粧品会社社長になるし

そしたらHPとかもできるし

 

自分自身がバージョンアップするにあたって、

名刺も同じようにバージョンアップしていくものだと思うんです。

 

 

それと、

これブログですけど日記扱いにしようと思います。

何か進捗あれば報告したり、気づいたことあれば備忘録として残したり。

今までがんばって1000字以上書いてましたけど、

それってブログで収益得るためのノウハウやし、

わたしのこのブログの位置づけとはちょっと違うなとも思ったので。

 

そもそも、苦手で写真とか画像載せられないとか

目次がないとか

読み手に取って有益なものを書こうとか

そういったこと一切考えてないので、自分のペースでゆるゆるとやっていこうと思います。

認知度を上げたい、でもむやみやたらにはしない

このブログを始めたのと同じくらいにツイッターを始めました。

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良かったら覗いてください。

https://mobile.twitter.com/1991ayk1991

 

プライベートの方は学生時代からほぼ見る専門の鍵アカでやっていましたが

友達の生存確認と、起業する上で欲しい情報がごっちゃになるのが嫌で

別アカを作った次第です。

 

一週間でフォロワー何百人!とかよく見るし

2,3か月で数千人とか純粋にすごいな、いいなって思うけど

自分の軸をぶらしちゃいけない。

ただフォロワーさんを増やすことが私の目的じゃない。

 

背中パックを製品、販売するまでに自分の認知度、いや信頼度を上げておく

 

私にとってのツイッターは上記を達成するための手段。

 

ネット上だって、顔が見えなくたって人間。

仲良くなれればお互い好意を持つし応援できるし勉強できる、高めあえる。

興味を持ってくれる人と繋がれば、どんなニーズがあるのか聞く場を作ることができる。

 

今はまだ会社員で平日は片道一時間かけての車通勤だから、

日中の実務作業時間捻出は難しい。

 

家に帰ったら少ないながらも洗濯掃除。

ご飯を一緒に食べたい人がいるから、その人のためにしっかりご飯を作る。

大食いだから買い物に行って重たい野菜とか買う時間も必要。

お風呂にはゆっくり浸かって汗を出したいから小一時間確保。

夜は大事な人と今日あったこと、仕事のこと、どうでもいいことを話したい。

夜更かしは遊び以外では苦手だから早く寝たい。

 

時間なんて作ろうと思えばいくらでも作れる、

そういうものってわかってるし、それをやらない私は人から見たらぬるいんだろうけど

せっかくやりたいことを仕事にしようとしてるなら

仕事以外のやりたいことも無下にしたくない。

その時々で優先順位はあれど、全部欲しい欲張りなんで。

 

じゃあ今の優先順位を崩さずにできることってなんだって考えた時に

手軽な方法で今よりも認知度を上げておくこと。

 

ツイッターを甘く見てるわけじゃありません。

こういうつぶやきをすれば反応がいいんだなとか分析したりとか、

端的に有益な情報を相手に伝えるとか

そういった技術面ももちろん大事なんだろうけど

楽しく気張らずにできる、という意味の手軽です。

 

 

このブログだって、収益を上げるためのものではないし

自分にとっての備忘録。

あわよくば誰かにとっての参考資料(私と同じ失敗をしないための)

だから無理なく自分のペースでやってます。 

 

PV数上げるため、読者を増やすためのノウハウは色々あるし、

もちろん読んで参考にもするけど

彼らと私の目的が違うから全部を真似しても自分のゴールにはたどり着かない。

 

写真貼ったり見やすい記事を書いたり、

苦手やし本気で自分が必要と思ってからやればいい。

そりゃ見てくれる人が多いほうがそれだけ早く認知度も上がるじゃんってそれが真意なんだけど

苦手なものを無理矢理ってのが性に合わない。  

好きなことを伸ばすほうが早いと思ってる。

 

その点でツイッターは楽しい。

フォロー外からでもリプして、それがまじめな内容でもふざけた内容でも

基本的に人と関わるのが好きだから自分には向いてると思う。

 

ほんとはインスタもビジネスアカウント作りたいけど

なんしか写真撮るほどのものが日常にないし

写真のセンス皆無なので今はまだ保留。。。

 

 

商品開発を通して、相手への伝え方を工夫する

今日、「商品の形状」「使用方法」「ターゲット・使用環境」「製品コンセプト」についての希望や考えをOEM担当の方にメールしました。

実現できないこともあると思うけど、言ってみないとわからないし、

ダメでも他の案を考えれば、最初よりいいアイディアが思いつくかもしれない。

とにかく返事を待ってみて、また進捗あれば報告します。

 

メールで全部やり取りをしているので、

伝えたいことを整理しないと、

よっぽど相手がこちらに気持ちを向けていてくれない限りは

きっと読むのが面倒になりますよね。

長々と「〇〇で××だから、△△だと思うので☆☆したいです。」

と書きたくなってしまうけど

 

結論ファースト

 

何度も師匠に言われました。

「☆☆したいです。

・〇〇

・××

上記から△△と言えるため、☆☆しようと思います。」

 

最初に結論をもってこれば、何が一番伝えたい事なのかが明確になる。

その次に、そこに至った理由や経緯、メリットやデメリット。

最後に大事なこと、結論をもう一度。

 

相手の立場に立ってみたら、長々と前置きをされても

聞く気もなくなるし何が重要なのかわからなくなります。

 

これまでのブログでも、もっとちゃんと意識して考えながら書けばよかったと反省。

今日のブログでもできているかはわからないし、

むしろできてないよりかもしれないけど

練習していけばきっと自然にできるようになると思い込んで、日々精進ですね。

 

OEM企業の担当者さんからパックの材質についてのメールがあり、

それに対してぜひお願いしますと返事したよって報告したブログから3日後。

 

↓その時の様子がこちら

kigyousurumade.hatenadiary.jp

 

これまでのやり取りのペースを考えると5分の1くらいになりました、早い(笑)

レスポンスが遅いと相手にされてないのかなって思う人なんですが

早くなってるということは前向きに物事が進んでると思える材料にもなりますね。

これも考え方次第。

 

 

全くの別業界で事務員をやっていたので、当然商品開発もマーケティングも未経験。

化粧品業界のことも、経営のことも社会のことも、圧倒的な知識不足の情報弱者

そんな私が今この状態でどこまでできるのか、太刀打ちできるのか。

自分でも楽しみです。

 

そういえば、最近読んだ本に書いてあってなるほどと思ったことを

私なりに噛み砕いて、例を挙げて腹に落としたものをご紹介。

 

情報を集めるのは最優先事項の一つですが、集めるだけでは進まない。

集めた情報を使わなければ何も始まらない。

ポケモン攻略本を読みこんで覚えても、

実際にプレイして戦い方を経験したり、途中でやめてしまえばクリアできないのと同じですよね。

ポケモン第一次世代、ちなみにめっちゃ苦手でした)

コレクターにとどまらないで、行動せよってこと。

 

 

 

 

お風呂が壊れたことから人件費を学ぶ

チンプンカンプンなタイトルかもしれませんが、

気づきや学びは日常にあるんだなと再認識したので

またいつでも読み返せるように書こうと思います。

 

最近お風呂が壊れました。

壊れたというほどではなく、

外れたエプロンが自力ではめられなかったというだけなのですが(不器用)

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私は今建築業界で働いているので

仲良くしていただいてる設備屋さんにコツを聞くつもりが

近くに行った時にやったげるよ~と軽く言っていただけたので

あ、なんだ良かったー、くらいに思っていました。

 

「貸しつくっていいんか?」と師匠が一言。

大した作業でもないし、ついでにって言ってくれてるし

施工費言われても多少まけてくれるかな、

なんて安易に考えていました。

いえむしろ何も考えていませんでした。

 

粗品くらいのお礼はしようとか、そういうことではなく、

「ガソリン代や職人さんの時間をもらう」ということは

先方には「お金が掛かっている」ということ。

 

「お金が掛かる」ということは

これから自営をしていくにあたって必要不可欠な認識です。

有難いことに、これまで家や会社の環境に甘えることができていたため、

「お金が掛かる=生活維持に直結することもある」

という大切なことに、真に気づく機会を見逃していました。

 

当然と言えば当然のことなんですが、

普段から意識してこなかった私には

まだまだ経験を積まないと

自然と人がもつ経費面を考えられるようにはならないみたいです。

 

自分のことだけを見るのではなく

相手の状況、気持ち、何を求めているのかを知ろうとすること。

これは元々本当に苦手なのですが、

それでは経営者どころかビジネスマンとしてやっていけません。

winnwinの関係を構築するには、まず相手のメリットを考える。

デメリットをもたらすなんてもってのほか。

 

今回の件では、設備屋さんはきっと私から費用を取るつもりはなかったと思います。

相手のためを思い、相手が喜ぶことを提供する。

商売の基本の精神が備わっているから

こうしてずっと会社を続けられて、会社同士の取引ができているのだと思いました。

 

逆に、早い段階で気が付けて良かったです。

学ぶことが多い分伸びしろもたくさんあるので、

自分の成長スピードがぐんぐん早くなるように

日々様々なことに目を向けて、本を読んで、師匠と話しをしていきます。

 

なりたい自分になるために、今欠けているものを知る。

それを身に着けることで少しずつでも着実に理想に近づくなら

足りないものを自ら探していかないといけませんね。