起業するまでの道のり

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お風呂が壊れたことから人件費を学ぶ

チンプンカンプンなタイトルかもしれませんが、

気づきや学びは日常にあるんだなと再認識したので

またいつでも読み返せるように書こうと思います。

 

最近お風呂が壊れました。

壊れたというほどではなく、

外れたエプロンが自力ではめられなかったというだけなのですが(不器用)

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私は今建築業界で働いているので

仲良くしていただいてる設備屋さんにコツを聞くつもりが

近くに行った時にやったげるよ~と軽く言っていただけたので

あ、なんだ良かったー、くらいに思っていました。

 

「貸しつくっていいんか?」と師匠が一言。

大した作業でもないし、ついでにって言ってくれてるし

施工費言われても多少まけてくれるかな、

なんて安易に考えていました。

いえむしろ何も考えていませんでした。

 

粗品くらいのお礼はしようとか、そういうことではなく、

「ガソリン代や職人さんの時間をもらう」ということは

先方には「お金が掛かっている」ということ。

 

「お金が掛かる」ということは

これから自営をしていくにあたって必要不可欠な認識です。

有難いことに、これまで家や会社の環境に甘えることができていたため、

「お金が掛かる=生活維持に直結することもある」

という大切なことに、真に気づく機会を見逃していました。

 

当然と言えば当然のことなんですが、

普段から意識してこなかった私には

まだまだ経験を積まないと

自然と人がもつ経費面を考えられるようにはならないみたいです。

 

自分のことだけを見るのではなく

相手の状況、気持ち、何を求めているのかを知ろうとすること。

これは元々本当に苦手なのですが、

それでは経営者どころかビジネスマンとしてやっていけません。

winnwinの関係を構築するには、まず相手のメリットを考える。

デメリットをもたらすなんてもってのほか。

 

今回の件では、設備屋さんはきっと私から費用を取るつもりはなかったと思います。

相手のためを思い、相手が喜ぶことを提供する。

商売の基本の精神が備わっているから

こうしてずっと会社を続けられて、会社同士の取引ができているのだと思いました。

 

逆に、早い段階で気が付けて良かったです。

学ぶことが多い分伸びしろもたくさんあるので、

自分の成長スピードがぐんぐん早くなるように

日々様々なことに目を向けて、本を読んで、師匠と話しをしていきます。

 

なりたい自分になるために、今欠けているものを知る。

それを身に着けることで少しずつでも着実に理想に近づくなら

足りないものを自ら探していかないといけませんね。