起業するまでの道のり

全くの別業界から、知識もお金も人脈も何も持たずに化粧品会社社長になるまでの道のりをリアルタイムでお届けします。

ものすごくお得に、権利の提示でアピール作戦できる

8月の目標にしていた実用新案の提出が無事終わりました。

f:id:teasechan:20190903161819j:image

 

実用新案っていうのは簡単に言うと特許のお手軽版で

特許ではその登録に厳しい審査が必要な代わりに、確実に権利を主張できる。

一方の実用新案は形式上の不備等なければほぼ確実に権利取得できるけど、

実際にその権利を行使できるかどうかは別途審査をしてもらう必要があるもの。

 

わたしの背中シートマスクは、既に似たようなものが存在するため新規性、進歩性には欠けるけど

独自のシンプルで効率的なデザインですよ、というのを周りにアピールするために

この実用新案を取るという方法を選びました。

後から真似されても文句は言えど、よく知らん人からしたらへーすごいってなるだろう作戦。

実際へーすごいって言ってくれてる人もいます。

 

こういう権利書類は本来弁理士さんにお願いするんやけど

わたしは地域の発明支援センターみたいなところに予約を取って何回も行って、

無料で色々とアドバイスを受けて、自分で書類作成を進めていました。

 

元々こんな制度というか、支援センターがあることも知らんくて、

たまたま調べて行った別の無料相談会で教えていただいたんです。

 

色々自分で調べるのももちろん大事やけど、知らん事ばっかりやからわかること、見つけられることも限りがあるし効率面でもコスパは悪い。

やっぱり何かしら行動することで新しい発見や出会いがあるんやなと実感。

 

だってこの弁理士さんへの相談(しかも担当制)

普通に依頼すれば何十万とお金かかるんですよ。

料金システムは様々やろうけど、わたし今回の件では完全無料でした。

 

本来は1日1回1時間での相談なんやけど

担当の弁理士さんの予定が後になければ

2時間半とかついて一緒に書類作ってましたし。

これはたまたま運が良かったというか、

すごい真摯になって色々協力してくださったんです。

背中シートマスク自体には絶対興味ないやろうに(笑)

 

比較的予約も取りやすかったし、

権利申請したい内容自体もさほど難しいものではなかったので

見本見ながらあれこれ書いてたらできちゃいました。

なんなら図面も手書き←

 

たくさん専門的な言い回しに添削してもらったけど

それも弁理士さんやからできたこと。

本考案に係るなんたらは~、みたいな。

絶対自分じゃそんな書き方せんよね。

最終のネット申請まで横についてもらいながら完了。(ほぼやってもらった)

 

引き続き商標も取る予定で今動いてます。

商品名も散々迷ったけどついに決定したし、

今デザイナーさんに抽象的な注文で無理難題を言いながら対応してもらってます。

それもほんとに良い人に巡り合えた。

めっちゃ丁寧やし感じもいいし。

 

わたしもなるべく丁寧に返してるけど、

多分言うてることえげつないと思うすみません。

 

この人がデザインしたパッケージの商品を

バリバリ有名にするからね!という気持ちでお願いしてます。

 

今週末はまた新しい出会いがあるのでとってもとっても楽しみ!

それはまたこの日記に書き残しますね。